売春契約書を交わして墓穴を掘る風俗店経営者。風営法違反で逮捕

佐賀県の風俗店経営の親子が売春防止法違反で逮捕

2015年8月の終わり、佐賀県でこんな事件がありました。無店舗型風俗店経営者とその娘、自称運転手の3人が、売春防止法違反の疑いで逮捕されたのです。報道内容は、簡単なものなので真相はわかりませんが、40代の女性に“売春をさせる内容で雇用契約を結び”、客と引き合わせたため、としています。

売春契約書を結ぶなんて、風俗店としてお粗末な経営

本当に上記のような雇用契約を結んだとすれば、あまりにお粗末と言えます。売春防止法では、売春・買春行為そのものは、処罰対象ではありませんが、同法10条により、「人に売春をさせることを内容とする契約をする行為」を処罰の対象としています。これに抵触する行為を行い、わざわざその証拠を残していたのですから。売春行為があったとしても密室であるため、立件しずらい場合がありますが、“売春の契約書”をコンパニオンとの間で交わしていれば、行為そのものがなくても立件されてしまいます。店舗経営者側が、どれほど売春を強要したかったかは、想像できませんが、よほど40代の女性に稼いで欲しかったのでしょう。

逮捕の発端は、恨みをもったコンパニオンからの通報?

ここからは想像ですが、この女性は、売春の契約書を店舗と交わされ、売春を強要されたため、店舗に恨みをもっていた。そのため、警察に店の売春行為を通報し、店の指示で向かったホテルで行為が済んだ後、警察が出てきた客に声をかけ、売春の事実を確認。これによって売春防止法違反の疑いで、経営関係者を逮捕という流れになったのではないでしょうか。

もしかしたら、契約を交わしていた女性がものすごい借金をしていて、風俗店の経営者がそれを肩代りしていた、といった事情があるのかもしません。そのため、違法ではあるが、売春によって多く稼いで返済してほしいと。いずれにせよ、違法には変わりませんが。

あるいは、ただ私欲のために女性をまさに食い物にしていたとなれば、女性から恨みを買って、警察による逮捕という報復に出られたとしても自業自得ですけどね。

売春契約書があるため、言い逃れできそうもない逮捕者

経営者とその娘は、否認しているようですが、売春の契約書が動かぬ証拠になるでしょうし、この客と女性が自供すれば、売春防止法の11条「管理売春」の疑いもかかってきます。あらかじめ、店舗が客に本番行為ができると伝えていれば、同法の6条「売春の周旋等」にも抵触する恐れがあります。

風俗の仕事をするなら、女性を大事にしてくれる店を選ぼう

無店舗性風俗店の届出確認書があるのは、最低条件ですが、同書があっても違法行為をする店舗は、少なからず存在します。お店の実情は、入店するまでわかりません。ですから、このお店大丈夫かなと疑問に思ったら、他のコンパニオンに相談したり、お店が彼女たちをどれだけ大切にしているかをよく確かめてみましょう。ぞんざいな扱いを受けているコンパニオンがいたら、彼女が警察に通報して……、なんてことが起きるかもしれません。

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