風営法違反(客引き)は、行為に対して罰則はかなり厳しい

大分の繁華街で、客引きによる風営法違反で風俗店店員が逮捕

学生たちの夏休みが始まってすぐの7月下旬、大分市都町の繁華街で、風俗店従業員の男性ふたりが風営法違反の疑いで、現行犯逮捕されました。容疑は、通行人に対して客引きを行ったためとのことです。

おそらく、客の入りが悪い、売上が伸びないからと、店長や先輩従業員に「客が来ないなら連れてこい!」などと怒鳴られ、路上での客引きを命令されたのかもしれません。しかし、こうした行為は、風営法違反になることを知っている(知らない風俗店関係者は、お店を辞めた方がいいです)はずです。店員自身も知って当然のはずなのに、上司には逆らえず、渋々路上に出て道行く人に声をかけたのかもしれません。

呼び込みは、風営法の規制対象外

なお、自分のお店前で、「いらっしゃい! いらっしゃい!」と不特定多数の人に声をかける行為は、“呼び込み”です。これは、風営法の規制対象外です。一方、“客引き”は、特定の人に声をかけて、特定のお店に連れて行こうとする行為で、これは、規制の対象となります。

呼び込みで声をかけた相手が警察官とは、運の尽きか

今回逮捕されてしまった風俗店従業員の男性ふたりは、あろうことか私服姿の警察官に、自分たちの勤務する風俗店に呼び込もうと声をかけてしまったため、“客引き行為”として即逮捕となってしまいました。

この日は、都町で風俗店の一斉取り締まりを実施しており、私服の警察官が巡回していたのです。私服姿になってしまえば、警察官か一般サラリーマンかの区別は、簡単につかないでしょう。風俗店従業員の男性ふたりを逮捕した、私服警官の容姿は公開されていませんが、おそらく20代から40代の、がたいのいい男性と推測できます。そうした男性が、繁華街を歩いていれば、自分のお店の客として連れて来れるのではないかと考え、客引きをしなければならない風俗店従業員からすれば、むしろ声をかけたくなるでしょう。逆に、ひょろっとしていて精力がなさそうな男性であったなら、声をかけることなどしなかったでしょう。

客引きによる風営法違反は、かなり重い刑罰が待っています

いずれにせよ、声をかけた相手が警察官であったので、逮捕されたふたりの従業員は言い逃れできるはずもなく、現行犯逮捕され、彼らは容疑を認めざるを得ません。風営法では、客引き行為により、6か月以下の懲役、または100万円以下の罰金、あるいはその両方を科せられ、さらに店舗には、3か月の業務停止が科せられます。お客ひとりを連れ込んで、見合う罰則かどうかは、考えるまでもありませんね。その行為に対し、科せられる罰則は決して軽いものではありません。

それでも検挙される業者が後を絶たないのは、よほど勉強不足か、それほど風像業界の競争が熾烈であるということの表れなのかもしれません。あるいは、検挙される、されないは、運次第と思っているからなのでしょうか。いずれにせよ、法を犯して商売をするのではなく、別な方法で集客する手立てを講じないと、お店そのものを失うことになりかねません。

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